昨日、我が家はついに半そでパジャマを出しました。
何となくムシムシして、
寒いのも苦手だけれど暑いのも苦手な松田は
毎日お天気アプリを見ながら
「わー、いやだー」と言っています。

「アプリを見て、何かが変わるなら見ればいいけど
 どうせ見たところで
 雨は降るし、風は吹くし、暑いし、寒いんだから
 見なければよい」
と家族からは、プチ説教をされます。

そうはいっても見たくなるものですね。


さてさて、今日のテーマは「園や学校の先生との関係作り」です。

家庭訪問はコロナ禍でほぼないようですが
園との懇談やクラス懇談などは、ぼちぼち始まってきていますね。

担任の先生とのファーストコンタクトはどうでしたか?

担任の先生が持ち上がりでない場合、
どのように先生とお話していくか
どうしたら信頼関係が作っていけるか…よく療育でも相談をされます。


以前作成した「小学校に向けての勉強会」動画で
そういうご家族からの相談にコメントしたことがありました。

今回はそこからちょこっとだけ紹介。


これもいつものように諸説あり(笑)ですが
松田が思うには
「ポイントをしぼってお伝えしよう」です。

これは経験談(松田もASDの診断のあるわが子が二人います)。

先生に分かってもらいたいと思うと
あれもこれも色々困ることや大変なこととか伝えたくなりますよね。
でも
最初からたくさんの情報を伝えられすぎると
人間「大変なんだなぁ」としか頭に残らず
場合によっては「神経質な保護者なんだなぁ」と思われる危険性も💦

また、懇談は大抵の場合「一人あたり10~15分」です。
こちらが10分喋るのではなく、やりとりしながらの10分です。

その短い貴重な時間で
年に1~2回しかない貴重な機会です。


まずは紙に書き出してみましょう。

「ASDの診断があること」
「本人の良いところ・可愛いところ」
「園での生活で不安に思っていること」
「身辺自立で気になっていること」
「お友達関係で気になっていること」
「園の先生にお願いしたいこと」
「園での様子で教えてもらいたいこと」
「家庭や療育での様子」
「手先や運動面で気になること」
「親として頑張りたいと思っているところ」などなど…。

全部は無理ですよね。
これ全部話そうと思ったら、1時間でも足りません。
さぁて、どこをお話しますか?

懇談

わが子を預かってくださっている園や学校。

大変な子だと思われたくないし。
かといって適当にもされたくない。

ASD診断があって、支援が必要ではあるけれど
贔屓も差別も「どうせできないよね」とも思われたくない。

可愛くて愛しいわが子であることをどう伝えていったらいいか。


伝え方も、先生に合わせて色々かもしれません。


松田がおすすめしているのは

①「話したいことはポイントをしぼってみよう。
 話したいことの3分の1ぐらいでちょうどいい」  

②「担任の先生が
 『○ちゃんともっと関わりたいな』と思えるように
 できるだけポジティブにお伝えしよう」

②「園からの情報を聞く!聞く姿勢を大事にしてみよう」

です。


また
先生との関係作りは
懇談で「はい、おしまい」ではありません。

これが「ファーストコンタクト」です。
だから、全部を一気に伝えなくてもいいんです。

まずは「顔合わせ」なんです。
だからこそ心象良くしたいものです。
(これも松田の失敗談からの経験談です…笑)


ここから日々の連絡帳や、送り迎えの日々の2.3分で
お伝えするチャンスはたくさんあります。

情報をお互いに積極的に伝え合い
「園の様子を色々聞かせてもらえて家でも話せて嬉しい」
「園を楽しんでいるみたいで嬉しい」
「先生が担任で良かった」と話しができたら

きっと先生の方からも
「ご家族から教えてもらえてありがたい。
 園での様子にも参考になるので、もっと教えてもらえたら」
になっていけると思います。


心配な方は「こういう風にお伝えしようと思うのですが」など
ぜひご相談ください。


新年度・新学期。
お子さんを中心に見つめながら
連携していけるような関係作りをしていきたいですね。


(赤磐ぐんぐん療育スタッフ:松田紗代)