台風時期ですね。

岡山は幸いにも山に囲まれているからか
台風の影響があまりない地域なので
散々報道で煽られても
「やっぱり今回も大丈夫」ということが多い土地柄です。


でも、ここ数年は台風関係なく
ドバーーーーーーッと雨が降ったり
季節外れの突風が吹いたり
雷で停電になったりと
なんというか平時でも安心できんことが多いです。



9月1日は防災の日ということで
色々テレビなどでも避難について考えよう!というお話が出ていました。


赤磐ぐんぐんの非常口や避難経路について整えつつ考えていると
あるお母さんから、こんな話が出ました

「もし避難所に行ったとして
 わが子が静かに大人しくしているとは思えない」
「そうなったら避難所ではなく車待機になるかな」
「でもずっと車にいたら、そのうるささに母がブチギレそう」

なぜそういう思うか伺うと
病院での診察時間にじっと待てないことが多いから、だそうです。

さらによくよく話を聞いていくと
以前は病院の待合所に玩具や本やぬいぐるみがあったけど
最近はコロナ対策で置いていないし
テレビも大人向けだからつまらないから、ということでした。

さらにさらに聞いていくと
そういう時には仕方なく母のスマホを渡すのだけど
兄弟で受診しているとどちらが使うかでもめて
結局雷を落とさざるを得ない、ということでした。

さらにさらにさらに聞いていくと
家での待ち時間や余暇時間は
基本的にSwitchでのゲームかYoutubeかアマゾンプライムだとのこと。


お話することで
防災の話から
日常生活で待てないこと
余暇がメディア関係以外にない、という話になっていきました。


私も病院の待ち時間に何をしているか考えると
スマホ触っているなぁと思います。

暇つぶしグッズとしてのスマホがないとなると
うーん…何してようか。


テレビのニュースを見る?
でも好みじゃないかもしれない。
そもそも病院の待合のテレビって音が小さいから
何を言っているかよく聞こえないし。


じゃあ何して過ごそうか。

一緒に来た人とおしゃべりしたり
本があれば本を読んで過ごしたり
ちょっと仕事のスケジュールを考えたり
ぼーっと外を見たり
人間観察したりもするかもしれません。


定型発達の人は
「これができないなら、これをしよう」と
いくつかの隙間時間の過ごし方を複数持っています。

Aがダメならもうダメだ!!とはならない。
そういう時の引き出しがたくさんあるからだろうと思います。


防災経路の確認や
避難グッズの用意は大人がすることです。

じゃあ
子どもたちの防災の準備は何でしょう。

R

色々あると思いますが
その一つは混乱せずに安定安心していられることを
たくさん用意しておくことかもしれません。

A案B案C案D案。
非常事態になって始める前に、
色々普段から「好き」「楽しい」を調べておくと安心になります。


たとえば
避難所に行ったらSwitchでは遊べないです。
Youtubeやアマゾンプライムだって同じです。
(充電がなくなっちゃうからね)

いつもの時間にいつものアニメは見れません。

いつもと同じご飯でもありません。

じゃあ暇だし!と兄弟でちょっかいをかけあっていたら
「静かにしなさい」と怒られるかもしれません。

どんどん鬱憤がたまってイライラしていきますし
普段と違うことでの混乱も高まってきます。


そういう時に余暇というものは
時間つぶしとしても
子どもたちの気持ちを安定させてくれます。

本はどうだろう。

塗り絵や工作やブロックや折り紙は好きかな。

トランプやかるたやオセロは?

物がないなら
しりとりや指相撲もいいね。

天気が良くて安全なら
少しアクティブに遊ぼうか。

バナナ鬼ごっことか風船バレーとかどう?


案外アナログな遊びって
家では経験していないかもしれません。

でも、たとえば園では教えてもらったりもしています。
「どんな風にやるのか教えて」と子どもたちを先生に
教えてもらっても楽しそうですね。

逆に
ルールややり方を知らないからやったことがないことがあるなら
ぜひ視覚的に伝えて教えてみてください。

(最近我が家では、お絵かきしりとりで盛り上がりました^^ノ)


防災についてから
少し?かなり?
話がズレているかもですが、色々試してみたいですね。