残暑がまだまだ厳しいですね💦

「暑さ寒さも彼岸まで」
彼岸入りは9/20らしいので、そろそろきっと!涼しくなるはず。

赤磐ぐんぐんの目の前にある用水路に
今年も彼岸花が咲き始めました。
季節が巡ることを草花が教えてくれますね。

それにしても
自分の撮影クオリティの低さに引く…映えない…
彼岸花

さてさて
今日は「モニタリング」の話。

9月12日から「個別支援計画」のまとめレポートをお渡しし始めました。

ご家族と面談して作成した「個別支援計画」。
大体半年に一度モニタリング=経過観察をしていくことになっています。
(隔週利用や利用回数が少なかった方・年度途中で入られた方は、別の時期にしています)

簡単に言うと「半年間の振り返り」です。

目標一つ一つに対して、
なぜこの目標になったのかの経緯・その当時の状況
どのような取り組みを療育や家庭で取り組んだか
どのような工夫があるとできるようになったか
そして
その目標について今後どうしていくといいかなどを
一枚にまとめた報告書のようなものです。


赤磐ぐんぐんは
担当制ではない=クラス担任がいっぱいいる形なので
「A先生がBちゃんのまとめレポートを書く」というよりは
「Bちゃんのまとめレポートについての素材を皆で集めてきて、
 案を代表して〇先生が書いて、それをまとめて松田が書く」という形です。


なので松田は全員のお子さんの
個別支援計画まとめレポートや
これまでの記録ファイルや面談記録などを
ここ数週間ずーっと見返していました。


そこで思ったのは
「お子さんたち
 ほんまにびっくりするぐらい成長しているなぁ」
「お父さんお母さんが
 家でしっかり取り組んでくださった成果だなぁ」ということ。


「寝返りした!」「立った!」「歩いた!」と
毎日が成長の実感の連続だった赤ちゃんの頃に比べると

幼児期になってくると
成長を実感はしても
「これが劇的に伸びた!!!!」と感じることって
そこまで日常多くはないのではと思います。


でも
まとめレポートを作っていくと

「半年前はチラッと友だちを見るだけで自分から近づかなかったのに
 今は自分から近づいて『何しとん?』と友だちを気にしている」

「半年前は困った時に下を向いて固まっていたのに
 今は『手伝ってカード』を先生に渡して上手に待てている」

「遊び方がパターン的で人から手を伸ばされると逃げていたのに
 今は友だちがしている遊びを観察して自分で再現している」

などなど
一人一人が成長していることを感じます。


ASDの診断基準である
「対人コミュニケーション」=人とのやりとりの力は
なかなか教えることも難しいし
一朝一夕でスパーンとできるようにはなりません。


こうしてゆっくりじっくり
療育と家庭で一緒に積み重ねていくことで
しっかりお子さんの中での成長があることを
半年のモニタリング=経過観察で実感する松田でした。

療育で魔法がかかったのではなく
家庭でご家族が意識して
取り組んでくださったからこそだなぁと思います。


そんなこんなしている中
ぐんぐんでも
「自己モニタリング」の時期がやってきました。


自分でこの半年何を頑張ってきたのかとか
こういう力が伸びたなとか
ここはまだまだ課題だなとか
そういうことを自分で書く=自己モニタリングです。


毎年やっている中で振り返ると
3年ぐらい前の私の大きな課題で苦手だったところが
少しずつ改善してできるようになっていき
今では自分の強みにもなってきたなぁと感じます。

反省だけでなく
自分を褒めて励ます時間にもなります。

まだまだ課題も山積な松田ですが
お子さんたちやご家族の頑張りに感化されて
ここからまだまだ頑張りたい!
と思いを新たにした 松田なのでした♪^^ノ


(赤磐ぐんぐん療育スタッフ:松田紗代)