毎日毎日
「熱中症警戒アラート」なるものが出ていますが
今日の岡山では中国・四国地方で唯一出ていないようです。

どうやら今日の岡山はまだ涼しいようで。…ほんまか?
熱中症

立っているだけでじっとりする暑さに
松田は完全にやられております。

昼間こんなに暑いのに、朝晩は寒い様な日もあって
赤磐ぐんぐんでも
体調を崩してお休みする子が多くなってきています。


今日はこの時期大事な
「熱中症対策」について。

ASDのお子さんは体調管理が難しい場合があります。


「自分の状態の自覚の難しさ」
→しんどい・暑い・熱っぽいなどは数値化されづらいので
 自覚しづらい

「量やほどほどの加減の難しさ」
→暑い時は運動を控える・水分をしっかり取るなど
 では何をどれぐらい規制されるのか・どれぐらい飲めばいいかまでは言われない

「コミュニケーションの難しさ」
→しんどい時に誰にどう伝えたら良いか分からない
 どの程度で報告の必要性があるかが瞬間では判断しづらい

などが影響しているんだと思います。


特に「水分補給」って、なかなか厳しい。

先日あるご家族から
「飲むようにこまめに伝えても、毎日熱中症になる」
「病院で『もっと飲ませて』と言われた」とのことで
お話がありました。

「コップに注いで飲ませた方が、本人に量が伝わるかも」ということで
実施してみていただいたところ
「こんなに飲まなきゃいけないの?」
「いつもだったら、『ごくっ』ぐらいだった」と言っていたそうで
それ以降、水分不足になることはなくなったとのことでした。

直飲みスタイルの水筒が多いと思います。

ASDのお子さんにとっては
「しっかり飲む」ことのしづらさになるようですね。
「コップ一杯分=視覚化する」ことも大事なことかもしれません。


色々なこと・世の中の分かりづらさを
子どもたちから教えてもらいます。

いかに自分たちが曖昧な世界で生きているかを
改めて感じる日々です。

しっかり学んでいかねば!!ですね^^ノ


(赤磐ぐんぐん児童発達支援管理責任者:松田紗代)