朝晩の冷え込みがきつくなってきました。
松田はついにネックウォーマーを登場させています。
家族からは「お。冬が来たな」と言われるなど、松田家の風物詩感あります(笑)


さて、今日のテーマは
「小学校に向けての準備」についてです。

赤磐市は、就学支援委員会の結果が出ており
来年度就学を迎えるご家族から報告を受けております。
(赤磐市は県下でもかなり早いようです。岡山市などは、昨年度は2月とかでした💦)

その中でご家族から
「学校の授業中、先生に質問とか困ったこととか言えるかな?」
「赤磐ぐんぐんの療育中、先生が正面にいてくれたら言えるけど、
 他の子もいるところとか先生が忙しそうにしていたら言えないかも?」
など、不安ごとを相談されることが多くありました。


そこで、年長で「通常学級就学」予定になった方が
複数おられる単位のグループ活動として
「ともだちと勉強」という活動を開始しています。
友達と勉強 スケイラスト

事前にお子さんたちには、練習の場であることを伝えた上で

・プリントが自分だけなかったら伝えられるかな?
・鉛筆が折れた時にどうするかな?
・分からない時に質問ができるかな?
・早く終わった時、どうやって待つかな?
・テスト中、お喋りせずにできるかな?  などなど

色々な場面を設定し
「先生と勉強」で練習したことを
他の子もいる場面で「般化」する練習をしています。

その様子を見ながら
「『質問ありますか?』と言われれば言えるんだな」
「プリントがあると指示を聞く前にやりだしちゃうけど、
 先に説明してからプリントを配ると、正しくできるんだな」
「あ、〇ちゃんのプリントがないことに気づいて先生を呼んであげられた」
「これはサポートブックにも書いた方が良さそう」  などなど
ご家族も学校生活をイメージすることができているようです。


小学校に向けての準備。
あれもこれも気になるかもしれません。不安も多いかもしれません。
こういう活動をするともっと不安や心配が多くなると思われるかもしれません。

でも
松田は
「なんとなくもやもやした不安」をため込むより
むしろ
「具体化・見える化しちゃった方が不安や心配は減る」と思っています。

なぜなら
「そのお子さんに合うやり方・工夫が必ずある」と信じているからです。

そして
「具体化・見える化されていることの方が
 学校の先生に対しても
 『なんか色々あると思いますが、とにかくよろしくお願いします』よりも
 サポートもしてもらいやすい」ということを
実感として感じているからです。


楽しいハッピーな就学に向け
微力ですが何かお手伝いができたらとスタッフ一同頑張っていきたい!と強く思っています。
どうぞよろしくお願いします。


(児童発達支援管理責任者:松田紗代)